荻田浮立

江戸時代末期の嘉永3年(1850)、娯楽の少ない農村に祭りを取り入れようと、地区の人が松浦や伊万里など稽古に出向き、各地の浮立を取り入れて始められた荻田浮立。3年に1度、地区の三柱神社の御願成就の日(10月11日)に奉納されます。笛を主体として鉦、大太鼓、締張りの鳴り物、綾、ササラの踊り、大小2頭の獅子舞に天下新無相流の流れを組むとされる棒術がつきます。ほかに先導、幟り旗、高張り提灯等総勢約80名で演じられる、にぎやかで勇壮なものです。大切に伝えられている踊りを見に行ってみましょう。 開催 2023年10月上旬 3年に一度 開催地 田平町荻田免 時期 10月11日