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東京都小笠原諸島小笠原村
[横浜・鎌倉・湘南伊豆七島・小笠原小笠原諸島]
史跡・旧跡
ユニバーサルID:jp-tourism/05c0c0a7-8b2d-4ac2-8f93-dc0aaa328399
ムシヅカ
正規名称:蟲塚
蟲塚
更新日:
- 史跡・旧跡
母島の農業が戦前もっとも盛んであった1935年(昭和10年)8月に建てられたもので、蟲塚とその台石は母島に産するロース石でできており、村の文化財に指定されている。母島では、明治10年代からサトウキビ栽培、昭和に入ってからは冬季野菜栽培が盛んに行われた。バッタ(イナゴ)の大発生によって、サトウキビ栽培が被害を受け、その駆除に苦労したという。農家にとって、害虫駆除はどうしても必要な作業である。しかし、虫も生き物であり、殺生したものの供養のため、蟲塚が建てられたという言い伝えがある。