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福島県双葉郡川内村
[東北南部福島・会津・いわきいわき周辺]
その他名所
ユニバーサルID:jp-tourism/125db1fd-2b73-4a20-a7f0-441a940cf3fc
テンザンブンコ
正規名称:天山文庫
天山文庫
更新日:
- その他名所
天山南北は絹の道、東西文明の交った道、と草野心平先生が書かれてあるように東洋と西洋の交流が中国天山山脈の北路と南路[シルクロード]を通じて行われたことは御承知の通りですと、みちのくの文化交流の接点であれかしこと願をこめられてこの名称が生まれた訳なのです。設計は民芸風の建築設計家、山本勝巳氏の手により古代から現代にいたる日本建築様式を大体一つにまとめ上げたものである。仔細に御覧下さい、扉に打たれてある太鼓鋲、雨戸、障子、襖構成、自在鍵等々との一つにも歴史の息吹が感ぜられます。池は、[十三夜の池]と呼ばれ草野心平先生の命名であり、庭の構成は一木、一草、一石、の生名を生かさんとする先生の意図によるものである。中央には[天山文庫設立協力委員会]があり川端康成先生外、多数の方々によって文庫の育成に協力されておられる。 文庫は昭和41年7月16日落成したのですが一本の木、一束の茅、労力、その他村びと達の拠出と奉仕によるものである。文庫本は詩人、作家、出版社等の寄附によるものです、人間のもっている 善意と愛情、普通は手にとることも出来ませんが、ここでは見事に眼に見え、手に触れられる形となって私達の前にあります 天山文庫は人間の誇り得る所産だと思います。 満月の夜は[十三夜の池]の中の大石の上に蛙達が大勢集まって、酒を飲んだり[誕生祭]の唄という、7月16日は恒例の天山祭には北から南から朋達が集まってきて愛情と善意の歌を唄いながら池の囲々を輪になって踊る慣わしとなっている 樽文庫には主として、児童向の本が格納されている、本の閲覧や貸出は自由である※お出掛けの際はご注意ください。