北国街道の宿場町「今庄宿」と木の芽峠

今庄・湯尾の間にあり、茶屋・孫嫡子信仰・義仲古道の由来が伝えられている。 【規模】延長25km

令和３年８月、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された今庄宿。日野川と平行して走る北陸道沿いに開けた宿場町で、町並みは約1kmにわたる。宿場の規模は、天和3年(1683年)に240戸、天保年間(1830年-1844年)に290戸余りで、旅篭屋55軒、茶屋15軒を数えたという。現在ゆるいカーブを描いて走る道幅4m足らずの街道の両側には、古い町並が続く。切妻、平入、瓦葺、本二階・中二階建の古い民家が建ち並び、所々に格子のある紅殻塗りの町屋などがあって、存分に楽しませてくれる。 【規模】延長1km

寿永2年(1183)木曽義仲が，部将仁科守弘に築かせた城。北は越前平野を一望にし，南は木ノ芽峠を経て，近江へ抜ける交通の要地。城跡は，新羅神社の背後愛宕山の尾根。援軍にきた平泉寺長史の斎明が，利あらずと急に寝返り，平家へ内通したので，平家に破られた。南北朝のころ，今庄入道浄慶が居城する。 文化財 市区町村指定史跡 7月1日 指定年: 1979 時代 平安