越前がに

冬の味覚の王様。一般的には福井県で水揚げされたズワイガニ(オス)を指し、全国のズワイガニの中でもトップブランドとして知られています。県内には４つの水揚げ港があり（越前漁港、三国漁港、敦賀港、小浜港）、その中でも随一の水揚げ量を誇る越前町は、越前がにの本場の町です。海岸沿いは旅館、民宿、お食事処が軒を連ね、漁解禁後は、茹ガニ、焼ガニ、カニ刺など多彩な料理方法で多くのグルメファンの舌をうならせます。 、見逃せないのがメスのセイコガ二。お腹にプチプチした外子を抱え、甲羅の中に詰まる内子には熱烈なファンが多くいます。漁期は短いですが、料金も比較的お手頃で庶民の味方です。 ☆『越前がに』についてより詳しく知りたい方へ☆ (1)2015年、最上級ブランド『極』の登場 　甲羅幅14.5cm、爪幅3.0cm、重量1.3kgの基準を満たしたものだけが認定されます。 　さらに越前町では重量に独自の基準を設けています。 (2)2018年、地理的表示保護制度（GI）に登録 　『GI』とは、地域固有の気候風土や伝統製法と結びついた産品や食品の名称を知的財産として保護する制度です。越前がには69品目目の登録で、福井では6品目、カニの中では全国初となります。これを受けて黄色タグのデザインも変更されています。 時期 11月上旬～3月下旬