新潟県佐渡市

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伝統工芸品・ものづくり

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ムミョウイヤキ

正規名称:無名異焼

無名異焼

更新日:

    • 伝統工芸品・ものづくり
    無名異とは佐渡金鉱の石英岩欠裂箇所に沈殿する二酸化鉄のことで、古来は止血薬や中風の薬として用いられたそうです。 この無名異と沢根産粘土による陶土で焼かれた陶器が無名異焼です。 製造工程で生磨きや焼成後の砂研磨という特殊な作業があります。 製品は非常に硬く、叩くと澄んだ音がし、使い込むほど光沢を増していきます。 無名異焼の歴史は、明治になって三浦常山や伊藤赤水らが佐渡金山から取れる無名異を使った焼き物に成功すると、美術工芸品を主とする流れが生まれました。 やがて相川地区を中心に無名異焼の窯元が増え、佐渡の産業として海外まで名を知られるようになりました。 現在、相川地区には12の窯元と人間国宝、伊藤赤水の窯元もあり、無名異焼の里として広く知られています。

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    名称
    無名異焼
    所在地
    新潟県佐渡市

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