阿波踊りの町、大塚周辺コース（大塚方面）

1532年頃、この近辺一帯の地主・保坂家の祖先が、屋敷神として敷地内に建てたのが始まりと言われています。祭神は菅原道真で、子安天満宮の別名があります。

元禄4年に小石川大塚より移転された、真言宗派のお寺です。明治37年に建てられた庚申塔には、「左巣鴨庚申塚、向巣鴨監獄、右大塚道」と刻まれ、道標にもなっていました。

大正7年に数寄屋橋より移転。牧師の田村直臣（たむら　なおみ）は、教育にも力を注ぎ、苦学生を援助する「自営館」を経営。翌年には、教会附属幼稚園の先駆ともいえる、大正幼稚園を創設しました。自営館で少年時代を過した作曲家・山田耕作が、当時の淋しい思いを詩人の北原白秋に語り、のちに完成した童謡が「からたちの花」。その碑が敷地の一角にあります。

住宅地の中にあり、緑の木立が鮮やかな明るい公園です。入口には藤棚があり、イチョウやソメイヨシノなど高木に囲まれています。懐かしい黄色い都電の車両（600型）も展示されています。

1321年頃、豊島郡の領主・豊島景村（としま　かげむら）が、巣鴨村の鎮守として伊勢神宮の分霊を勧請したのが始まりと言われています。境内には、樹齢500年にもなる夫婦銀杏の樹があります。 祭神 アマテラス

かつて北海道を走っていた、C58型のSLが展示されている公園です。滝と水のすべり台を備えた浅い池があり、夏はよく子供たちが水遊びをしています。キャッチボール場もあります。