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滋賀県高島市
[近江・若狭・北近畿湖西湖西]
神社
ユニバーサルID:jp-tourism/772447d6-be1f-46a5-9c16-dfca69442a8c
しらひげじんじゃ
正規名称:白鬚神社
白鬚神社(滋賀県高島市)
更新日:
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湖中に朱塗りの大鳥居があり、国道161号線をはさんで社殿が鎮座します。「白鬚さん」(しらひげさん)、「明神さん」の名で広く親しまれ、また近江の厳島(いつくしま)とも呼ばれる近江最古の大社です。社名のとおり、延命長寿・長生きの神様として知られ、また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など、人の営みごと、業ごとすべての「導きの神」でもあります。祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。創建1900年の歴史を誇り、現在の社殿は豊臣秀吉の遺命によって、その子秀頼が片桐且元(かたぎりかつもと)を奉行として造営したものです。本殿は正方形の明解な平面で、明治時代の拝殿再建の際、本殿に接続させたために現在のような複雑な屋根形式になっています。水平線に浮かぶ沖島を背景に、湖中の鳥居を通して漁船が行きかう風景が美しいです。また、数え年2歳の子に名前を授け、その子の無事成育を祈る「なるこ参り」の神事は有名で、この神事の行われる9月5日・6日の例大祭には、近郷の人はもとより京阪神をはじめ全国から参拝者が訪れます。境内には、明星派の歌人である与謝野鉄幹・晶子夫婦が神社を訪れた際に詠んだ歌を刻んだ歌碑があります。また、西近江七福神の寿老神が祀られています。
※国道を渡ることは大変危険ですのでお止めください。
湖中の鳥居を撮影される際は、社務所前に設営された展望台「藍湖白鬚台」をご利用ください。