埼玉県比企郡吉見町

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寺社・仏閣

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正規名称:吉見観音(安楽寺)

吉見観音(安楽寺)

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    岩殿山安楽寺は坂東11番の札所で古くから吉見観音の名で親しまれてきた。本尊は聖観世音菩薩で、吉見観音縁起によると、今から約1200年前に行基菩薩がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に納めたことが始まりとしている。平安時代の末期には、源頼朝の弟範頼がその幼少期に身を隠していたと伝えられ、安楽寺の東約500mには「伝範頼館跡」と呼ばれる息障院がある。この息障院と安楽寺は、かつては一つの大寺院を形成していたことが知られている。天文6年(1537年)後北条氏が松山城を攻めた際に、その戦乱によって全ての伽藍が消失し、江戸時代に本堂・三重塔・仁王門が現在の位置に再建されたと伝えられている。毎年6月18日は「厄除け朝観音御開帳」が行われ、この日は古くから「厄除け団子」が売られている。現在でも、6月18日は安楽寺の長い参道に出店が立ち並び、深夜2時ごろから早朝にかけて大変な賑わいとなる。 文化財 都道府県指定重要文化財 本堂・三重塔・仁王門 創建年代 奈良

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    基本情報

    名称
    吉見観音(安楽寺)
    所在地
    〒355-0151 埼玉県比企郡吉見町御所374番地

    詳細情報

    アクセス
    東武東上線東松山駅 バス 鴻巣免許センターゆき バス停百穴入口 徒歩 50分
    文化財
    都道府県指定重要文化財 本堂・三重塔・仁王門

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