すっぽん料理

安心院のすっぽんを全国的に紹介する先駆けとなったのが、大正時代の政治家で美食家として知られる、木下謙次郎氏の著書で、日本初のグルメ本とされる「美味求真」です。安心院のすっぽんはこの中で「肉の香味は実に天下匹儔（ひっちゅう）するもの少なしと云う」と紹介され、絶賛されています。すっぽんは栄養価も高く、低脂肪でビタミンが豊富なうえ、甲羅の縁のエンペラと呼ばれる部位はコラーゲンの塊で、滋養強壮に加え美容にも効果がある食材として女性にも人気があります。高級料理とされているすっぽんですが、安心院のお食事処ではすっぽん定食やすっぽんうどんなどの料理を低価格で堪能することができます。 また、近年では2月～3月にかけ「すっぽん昼食統一メニュー」により、「どこに行っても同じサービスが受けられる」すっぽんウィーク4の取り組みも行われ、多くの人で賑わっています。