滋賀県近江八幡市

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寺社・仏閣

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正規名称:円満寺

円満寺(滋賀県近江八幡市)

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    市の北側、八幡山(283.8m)の東麓にある臨済宗永源寺派の寺院。 南北朝時代に、永源寺の開祖寂室元光(じゃくしつがんこう)が開基したと伝えられている。 小じんまりとした境内には、本堂・庫裏・金毘羅堂・観音堂などが立っている。本尊の木造十一面観世音菩薩立像は平安時代の作で国指定の重要文化財。 井上靖の小説『星と祭』にも採り上げられている観音菩薩として知られ、和やかな表情をしている。 またこの寺には、代々松前交易で財をなした近江商人西川伝右衛門(にしかわでんえもん)が、金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)に奉納したという千石船絵馬(せんごくぶねえま)が保存されている。画面には、堺港に浮かぶ住吉屋(西川伝右衛門の屋号)所有の6隻の千石船の雄姿が描かれ、近江商人の当時の活躍ぶりがよくわかる。この千石船の模型も奉納されており、その絵馬と模型は市の指定文化財になっている。

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    基本情報

    名称
    円満寺
    所在地
    〒523-0821 滋賀県近江八幡市多賀町754

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