津久見扇子踊り

今から約450年の昔、津久見は大友氏の支配下にあり、当時、警護のために武士が駐屯していた。 その武士たちが日夜の精励もさることながら、つれづれの余り、戦没した勇士や農民の供養の願いにと、地区民とはかり、京舞の流れを汲んだ扇子踊りを創設したと伝えられている。 武士の所作なども取り入れられたその美しい舞姿は、優雅、豊麗、哀歓がこめられており、津久見市を代表する郷土民芸として、今日まで引き継がれている。 保存者 扇子踊り保存会 時期 8月下旬（津久見扇子踊り大会）