東京都豊島区

伝統工芸・手仕事

ユニバーサルIDjp-tourism/d2a085a5-0301-4552-a6d2-3e99cdcd986a

イケサークル   トシマクデントウコウゲイ エド(トウキョウ)クミヒモ

正規名称IKE-CIRCLE  豊島区伝統工芸 ~シリーズ2~

英語名Edo (Tokyo) Braided Cords

江戸(東京)組紐

日本の伝統美である『組紐』の技術を後世ににつなぐ

【株式会社平田組紐 二代目平田竹峯(平田 晃)さん】 東京に何百件とあった工房も、手で組むことのできる職人が在籍する工房はたった3軒となり、豊島区では『平田組紐』だけです。 父である初代平田竹峯さんの意思により紐一筋、純国産にこだわり群馬県産の春子繭(はるこまゆ)を使用しています。 「そんなに組んでて飽きないの?なんて聞く人がいるけど、5歳からやってるのに、いまだに満足いくものができないんだよ。飽きる訳ないじゃない!やめられないよ!」 気風のいい語り口のその言葉からは、職人としての情熱と謹厳さ、長い歴史を持つ組紐に息づく深い世界観が垣間見られます。

三代目竹峯として修行中の武士さん 。 二代目竹峯である父、晃さんの指導を受け、現在は純国産品の特色を最大限に生かした作品を製作している武士さん。 一本の組紐ができるまでには、紐を組む職人だけではなく、材料の繭を生産する養蚕業、繭から生糸を染める染色業と多くの職人の緻密で繊細な手が加えられています。 日本の伝統美である『組紐』の技術を後世ににつなぐ、武士さんの今後の作品が楽しみです。

【現代医学にも応用される組紐の技術 】 東京農工大学工学部生命工学科名誉教授 朝倉哲郎(あさくらてつお)先生の研究室では、組紐の技術を応用した「シルク製人工血管」の研究が進められています。 従来のポリエステル製人工血管は、直径6mmより細いと移植した時に、血管中に血栓ができてしまい、人工血管がつまってしまいます。そのため、現在市販のポリエステル製人工血管は直径6mmが最小です。 しかしながら、直径6mm以下の人工血管の需要は極めて高いため、これまで多くの国内外の研究者が、直径6mm以下の人工血管の開発に注力してきましたが、いまだ市販品はないのは現状です。 そこで、生体に足して親和性の高いタンパク質であるシルクの特徴に注目し、組紐の技術を生かして直径6mm以下のシルクの人工血管を作製し、ラット(ねずみ)に移植したところ、血栓ができにくく、かつ最終的に、シルクが分解して自分の血管に置き換わることがわかりました。 先人が編み出し、受け継がれてきたその智と技が、現代の科学と結びつき、思いもよらない応用を生み出したのです。

【株式会社平田組紐 二代目平田竹峯(平田 晃)さん】 東京に何百件とあった工房も、手で組むことのできる職人が在籍する工房はたった3軒となり、豊島区では『平田組紐』だけです。 父である初代平田竹峯さんの意思により紐一筋、純国産にこだわり群馬県産の春子繭(はるこまゆ)を使用しています。 「そんなに組んでて飽きないの?なんて聞く人がいるけど、5歳からやってるのに、いまだに満足いくものができないんだよ。飽きる訳ないじゃない!やめられないよ!」 気風のいい語り口のその言葉からは、職人としての情熱と謹厳さ、長い歴史を持つ組紐に息づく深い世界観が垣間見られます。

三代目竹峯として修行中の武士さん 。 二代目竹峯である父、晃さんの指導を受け、現在は純国産品の特色を最大限に生かした作品を製作している武士さん。 一本の組紐ができるまでには、紐を組む職人だけではなく、材料の繭を生産する養蚕業、繭から生糸を染める染色業と多くの職人の緻密で繊細な手が加えられています。 日本の伝統美である『組紐』の技術を後世ににつなぐ、武士さんの今後の作品が楽しみです。

【現代医学にも応用される組紐の技術 】 東京農工大学工学部生命工学科名誉教授 朝倉哲郎(あさくらてつお)先生の研究室では、組紐の技術を応用した「シルク製人工血管」の研究が進められています。 従来のポリエステル製人工血管は、直径6mmより細いと移植した時に、血管中に血栓ができてしまい、人工血管がつまってしまいます。そのため、現在市販のポリエステル製人工血管は直径6mmが最小です。 しかしながら、直径6mm以下の人工血管の需要は極めて高いため、これまで多くの国内外の研究者が、直径6mm以下の人工血管の開発に注力してきましたが、いまだ市販品はないのは現状です。 そこで、生体に足して親和性の高いタンパク質であるシルクの特徴に注目し、組紐の技術を生かして直径6mm以下のシルクの人工血管を作製し、ラット(ねずみ)に移植したところ、血栓ができにくく、かつ最終的に、シルクが分解して自分の血管に置き換わることがわかりました。 先人が編み出し、受け継がれてきたその智と技が、現代の科学と結びつき、思いもよらない応用を生み出したのです。

【株式会社平田組紐 二代目平田竹峯(平田 晃)さん】 東京に何百件とあった工房も、手で組むことのできる職人が在籍する工房はたった3軒となり、豊島区では『平田組紐』だけです。 父である初代平田竹峯さんの意思により紐一筋、純国産にこだわり群馬県産の春子繭(はるこまゆ)を使用しています。 「そんなに組んでて飽きないの?なんて聞く人がいるけど、5歳からやってるのに、いまだに満足いくものができないんだよ。飽きる訳ないじゃない!やめられないよ!」 気風のいい語り口のその言葉からは、職人としての情熱と謹厳さ、長い歴史を持つ組紐に息づく深い世界観が垣間見られます。

三代目竹峯として修行中の武士さん 。 二代目竹峯である父、晃さんの指導を受け、現在は純国産品の特色を最大限に生かした作品を製作している武士さん。 一本の組紐ができるまでには、紐を組む職人だけではなく、材料の繭を生産する養蚕業、繭から生糸を染める染色業と多くの職人の緻密で繊細な手が加えられています。 日本の伝統美である『組紐』の技術を後世ににつなぐ、武士さんの今後の作品が楽しみです。

【現代医学にも応用される組紐の技術 】 東京農工大学工学部生命工学科名誉教授 朝倉哲郎(あさくらてつお)先生の研究室では、組紐の技術を応用した「シルク製人工血管」の研究が進められています。 従来のポリエステル製人工血管は、直径6mmより細いと移植した時に、血管中に血栓ができてしまい、人工血管がつまってしまいます。そのため、現在市販のポリエステル製人工血管は直径6mmが最小です。 しかしながら、直径6mm以下の人工血管の需要は極めて高いため、これまで多くの国内外の研究者が、直径6mm以下の人工血管の開発に注力してきましたが、いまだ市販品はないのは現状です。 そこで、生体に足して親和性の高いタンパク質であるシルクの特徴に注目し、組紐の技術を生かして直径6mm以下のシルクの人工血管を作製し、ラット(ねずみ)に移植したところ、血栓ができにくく、かつ最終的に、シルクが分解して自分の血管に置き換わることがわかりました。 先人が編み出し、受け継がれてきたその智と技が、現代の科学と結びつき、思いもよらない応用を生み出したのです。

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    組紐の歴史は古く、縄文時代までさかのぼります。 【京組紐】が公家の装束に使われるとして発祥し、【江戸組紐は】飾り紐としてだけではなく、兜や甲冑に使われる武具として発展してきました。 17世紀以降には庶民が使う帯締めや根付紐などに発展し現代に至ります。 組み台に絹糸を掛け、絹糸を巻いた玉を交互に動かしながら組みます、組み台に掛ける糸の掛け方、玉の動かし方によってさまざまな柄の組紐が仕上がります。 台には古くから、丸台・角台・高台・綾竹台・内記台・重内台・平籠台・篭台などがあり目的によって使い分けられる。

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    基本情報

    名称
    IKE-CIRCLE  豊島区伝統工芸 ~シリーズ2~
    所在地
    〒171-8422 東京都豊島区南池袋 2-45-1

    詳細情報

    お問い合わせ

    • 豊島区役所 文化商工部 文化観光課観光交流グループ