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高知県高知市
[四国高知周辺高知周辺]
花・植物
ユニバーサルID:jp-tourism/d9b400c5-82ee-4aa5-b2d5-0e535c583160
ブッショウジノオオジイ
正規名称:仏性寺の大椎
仏性寺の大椎
更新日:
- 花・植物
樹齢:推定約400年 樹高:10.5m 根元周囲:8.5m 目通り:4.3m
シイはわが国の温暖帯を代表する樹木で、高知県の低山帯は大部分シイの植生によって占められる。シイは従来その殆んどが薪炭林として輪伐されたり、経済性が少ないため、スギ、ヒノキの造林地に更新されたため、寺社林以外に古木の保存されることはない。
樹齢は割と長く保つものの、穿孔[せんこう]害虫や木材腐朽菌に弱く、巨樹となって現存するものは、終戦後急激に減少した。
佛性寺の大椎も十数年前から衰弱が著しくなり、衰弱枯死した大枝を伐切除去したため、往時の美しい樹冠のひろがりはみられなくなったものの、株の下方から多数萌芽した新条が、勢いよく伸長しはじめているので株そのものは枯死の心配はないが、新条にかくされて風格ある古木の、幹の下部は見づらくなった。
シイには2種あり、樹皮に縦に割れ目ができなくて、実の小粒で丸い「コジイ」=「ツブラジイ」と、樹皮に縦の割れ目ができて、実のやや長い「スダジイ」があり、佛性寺のものは「スダジイ・Shiia Sieboldii」である。
植物 その他
時期 通年