釣ヶ崎海岸

釣ヶ崎海岸は、玉前神社の例祭である「上総十二社祭り」の祭典場であり、神聖な地として崇められている。毎年9月13日には、各宮から繰り出した神輿がこの海岸に集合する。約1000人の担ぎ手たちが大海原を疾走する姿は圧巻。 サーファーの間では「志田下（しだした）」の愛称で知られる釣ヶ崎海岸。年間を通して良質な波が打ち寄せることから、多くのサーファーに親しまれており、国際的なサーフィン大会も開催されている。 東京2020オリンピックでは、史上初のサーフィン競技会場にも選ばれた。これを記念して、海岸にはサーフボード型のモニュメントが設置されている。 一宮町の海岸沿いは、東京方面からの光が山に遮られることから、天体観測に適した環境が整っているため、人気のスポットとして知られている。