山口県防府市

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正規名称:木造阿弥陀如来坐像

木造阿弥陀如来坐像(山口県防府市)

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    • その他名所
    徳性寺(とくしょうじ)は、天文(てんもん)年間(1532~1555)浄土宗西雲寺(さいうんじ)といっていたが、寛永(かんえい)年間(1624~1644)に右田領主毛利元倶(もととも)が再興し、牌所(はいじょ)とし寺号を徳性寺と改めた。 本像は、台座裏の修理銘によると、もと美祢郡綾木村(美東町)の宗源院(そうげんいん)の本尊であったが、寺が荒廃したので宝永(ほうえい)4年(1707)に右田領主毛利広政(ひろまさ)に願い出て徳性寺の本尊に迎えたことがわかる。 像高88.5cm、ヒノキ材の寄木(よせぎ)造りで彫眼(ちょうがん)である。高く盛り上がる頭頂、丁寧に刻まれた切子型の螺髪(らほつ)、一直線の髪のはえ際、下ぶくれの整った面相、古様な木寄せ、内刳の内部に見られる粗く太い丸刀(まるとう)の彫りあとなど、平安時代末期(藤原時代末期)の特徴をよく示している。 文化財 その他 防府市指定有形文化財

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    基本情報

    名称
    木造阿弥陀如来坐像
    所在地
    〒747-0062 山口県防府市大字上右田右田新町

    詳細情報

    文化財
    防府市指定有形文化財

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