赤祢武人墓所

柱島の西栄寺にある奇兵隊第三代総督赤祢武人墓所。柱島の医師の子として生まれた赤祢武人は、松下村塾で吉田松陰に学び、後に奇兵隊の第三代総督を務める。しかし、当時藩政を主導していた俗論派と正義派諸隊の調停を図ったことで二重スパイとして疑われることになる。さらに、藩論を武力によって統一した高杉晋作と対立。主戦論からの転換を図った赤祢武人は裏切り者として捕らえられ、山口において処刑された。