加納家

藩政時代に火縄銃や槍を製造 加納家は一部土蔵づくりの一風変わった外見で、軒の採光窓が特徴てす。加納家は、初代包房（かねふさ）から5代睦久（ちかひさ）まで続いた鉄砲鍛冶の家で鍛冶は、初代から3代竹治まで行っていました。包房が、1831（天保2）年ごろから当時の6代岩村藩主松平乗保の命で鉄砲鍛冶を始めました。鉄砲だけでなく槍なども作っていたとされています。包房が製造した火縄銃や火縄銃の木型、鉄砲玉、加納家に残されていた注文書などの古文書類が展示されています。恵那市指定文化財にも登録されています。岩村城下町に訪れた際には、是非お立ち寄りください。