周辺の宿泊予報
周辺の天気情報
奈良県吉野郡東吉野村
[奈良吉野吉野山・五條]
史跡・旧跡
ユニバーサルID:jp-tourism/4d017030-4c3c-4eb3-84cf-ce06d5908390
オムロガダケ
正規名称:小牟漏岳
小牟漏岳
更新日:
- 史跡・旧跡
古事記によると雄略天皇4年(460)、天皇が小牟漏岳で狩りをされ、御呉床に座っていると、虻が天皇の御腕を喰った。その瞬間蜻蛉(とんぼ)が飛んできて、その虻をくわえて飛び去った。天皇は、蜻蛉をほめて御歌を詠み、この地を蜻蛉野(あきづの)と名づけた。 み吉の袁牟漏が嶽に猪鹿伏すと誰れそ 大前に秦す やすみしし我が大君の猪鹿待つと呉床に坐し、白栲の衣手著そなふ手腓に虻かきつき、その虻を蜻蛉早咋ひ かくの如 名に負はむと そらみつ 倭の國を蜻蛉島とふ、日本書紀にもこのことが記されています。 小牟漏岳に続く山上に神武天皇が上小野の榛原、下小野榛原と名づけて皇祖天神を祀った「鳥見霊畤跡」があります。