山口県山口市

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寺社・仏閣

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トウシュンジ

正規名称:洞春寺

洞春寺

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    毛利元就の菩提寺で幕末明治維新の歴史舞台ともなった臨済宗寺院 永亀3年(1572)の春に毛利元就の菩提寺として、安芸国吉田の城内に創建され、幕末の頃に萩から現在の地へ移されました。山門と境内にある観音堂は、国の重要文化財に指定されています。山門は、前後に控え柱のある桁行7.27m、梁間3.35mの四脚門で、屋根は切妻の桧皮(ひわだ)葺き。この門は、大内盛見がこの場所に、応永7年(1400)頃に開基となって建てた国清寺のもので、山門も同時期のものと考えられますその後国清寺は大火で焼失していますが、山門は離れていたので残ったと思われます。近年解体修理され、桟瓦葺きの屋根は桧皮(ひわだ)葺きに復元されています。観音堂は、由緒書によると、永享2年(1430)大内持盛が現在の滝町に創建した観音寺の仏殿です。観音寺は後に勝音寺と改まり、さらに江戸時代になって、大通院と改まりました。幕末には寺が衰退しこの観音堂のみが遺存していましたが、朽廃がひどくなったため、大正4年に現在地に移築されました。一重階裳付入母屋造りの唐様の建物で、外部下層の化粧板軒は、全国的にも例の少ない珍しいものと言われています。奇兵隊の屯所や毛利敬親の仮寓所など明治維新の舞台ともなった洞春寺では、座禅体験もできます。

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    基本情報

    名称
    洞春寺
    所在地
    〒753-0082 山口県山口市水の上町5-27

    詳細情報

    アクセス
    ・JR「新山口駅」からバス30分 → 「県庁前」バス停から徒歩10分 ・中国自動車道小郡ICから車20分

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