山口県防府市

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正規名称:木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺)

木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺)

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    • その他名所
    本像は、もと周防国衙(こくが)域内にあった国庁寺(こくちょうじ)に安置されていたもので、明治4年(1871)の国庁寺廃止にともない、本尊釈迦如来坐像とともに、阿弥陀寺に移されたものである。 像高106.4cm、ヒノキ材の一木(いちぼく)造りで彫眼(ちょうがん)である。宝髻(ほうけい)・頂上の仏面・頭上の十面・阿弥陀如来の化仏(けぶつ)はそれぞれ別の材から彫出してほぞ差しとしている。 下半身の衣文(えもん)線、裳裾(もすそ)が蓮台(れんだい)に付く形、像底中央の丸ほぞなどに平安時代末期(藤原時代末期)の特色も見られるが、卵形のやや面長な顔立ち、ふくらみの多い髪型、なで肩で細身の体つきなどから、鎌倉時代初期から中期にかけての制作をみられる。 文化財 その他 防府市指定有形文化財

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    基本情報

    名称
    木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺)
    所在地
    〒747-0004 山口県防府市大字牟礼1869

    詳細情報

    文化財
    防府市指定有形文化財

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    • 木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺)
    • 防府市教育委員会文化財課