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岐阜県加茂郡七宗町
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花・植物
ユニバーサルID:jp-tourism/880a38c2-6912-4cbb-81b2-0c51d7609f1c
カブチジンジャノオオスギ
正規名称:神渕神社の大杉
神渕神社の大杉
更新日:
- 花・植物
神渕神社の大杉
豊潤な暮らしの糧をもたらしてくれる自然を神と仰ぎ、朝な夕なに天に祈りを 捧げてきた七宗の先人たち。その素朴な心の象徴ともいえるのが、御佩山 (みはぎやま)の頂上近くから、まちを見守るようにたたずむ神渕神社である。社へと続く参道沿いの崖には”御佩郷”と巨大な磨崖文字が刻まれています。一字は実に2m四方と、そのスケールはまさに圧巻。御佩山、御佩郷と は神代の頃、高天原に登る須佐之男命が、自ら佩いた十劵剣(とつかのつるぎ) をこの地に祀ったという神話に由来するものです。神渕神社は壬申の乱(672) の際、大海人皇子(後の天武天皇)が皇運挽回祈願のため、神鏡を祀ったことが始まりだといわれています。七宗町は神々にとって”特別な地”だったのでしょうか。それを知るのは、神域と呼ぶにふさわしい静寂に包まれた社の境内で、850年のときを見つめてきた大杉だけかもしれません。