熊本県八代市

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ジュウサンジュウトウ

正規名称:十三重塔

十三重塔(熊本県八代市)

十三重石塔

更新日:

    • その他名所
    この塔は、現在は二重が失われ十一重の塔になっているが、高さ6.6m以上もある堂々とした鎌倉時代の石塔である。国指定重要文化財。 各層の塔身の四面には四方仏をきざみ、軒裏には隅木や垂木を造り出し、四隅の隅木の先には目をむき牙を出した鬼面を彫刻しており、鎌倉時代の力強さと写実性がよく表現されている。また、朱による彩色の跡もみられる。 初層の塔身には「・・・寛喜二年(1230)庚寅十一月日 大檀那沙弥浄心 並藤原氏 大工兼仏師幸西・・・」の銘があり、制作年代・建立者・工人などがわかる鎌倉時代初期の代表的石造多層塔の一例として、非常に貴重である。もとは、球磨郡湯前町の明導寺(現在は城泉寺)にあり、現在明導寺九重と七重石塔もそれぞれ国の重要文化財に指定されている。

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    基本情報

    名称
    十三重塔
    所在地
    〒866-0085 熊本県八代市植柳元町5642

    詳細情報

    アクセス
    八代駅 バス 25分 植柳上町バス停、徒歩5分

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