福岡県田川郡添田町

[九州玄海・福岡・佐賀北九州]

その他名所

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マガイブツ

正規名称:磨崖仏(英彦山)

磨崖仏

磨崖仏

更新日:

    • その他名所
    正面の岸壁を見上げると、残る一体の磨崖仏を拝むことができます。近くまでよじ登って見ますと残る磨崖仏の横に欠け落ちた跡が分かります。本来は、阿弥陀如来様とその両脇に観音菩薩様と勢至菩薩様が刻まれていたのでする。(三尊形式といわれます)。勢至菩薩様は岸壁に残られ、阿弥陀如来様と観音菩薩様は落ちました。観音菩薩様は発見されてお堂に納められましたが残る主尊の阿弥陀如来様は見つかりません。脇侍(左右にお立ちになる少し小振りの仏様)の観音様は優しい御尊顔でいらっしゃいます。  向かって左側に文字も刻まれています。年代は嘉禎3(1237)年と記されています。ここは新熊野窟と呼ばれます。 向かって左側の岸壁を見上げますと直径3メートルもある大きな3個の円の中に梵字が刻まれています。梵字の意味は左からそれぞれお釈迦様、大日如来様、阿弥陀様を表し、ここに三尊をお祀りしていますということです。だれが、どのような情念をもって刻んだのでしょうか。大梵字の下は通窟といわれています。

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    基本情報

    名称
    磨崖仏(英彦山)
    所在地
    〒824-0721 福岡県田川郡添田町英彦山

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