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鹿児島県姶良市
[九州鹿児島・指宿・佐多岬鹿児島・桜島]
史跡・旧跡
ユニバーサルID:jp-tourism/b01303d5-dbac-4be2-b9ad-7bacae366ced
コチョウサヤキウトカマアトケンシテイシセキ
正規名称:古帖佐焼宇都窯跡(県指定史跡)
古帖佐焼宇都窯跡(県指定史跡)
更新日:
- 史跡・旧跡
島津義弘が朝鮮から連れ帰った陶工金海(和名:星山仲次)は、義弘居館の北西に宇都窯を築き、義弘好みの茶陶を焼いたといわれます。これらの作品は加治木の御里窯の製品とともに「古帖佐焼」として大変珍重されました。
宇都窯跡は昭和9年(1934)に発見され、平成14年に県指定史跡となりました。
近年の再調査では2基の窯が同じ場所に重なって造られていたことが判明し、最初に造られた窯は日本国内に類例のない形で、金海の故郷である朝鮮半島との関係が考えられます。出土品としては白い粘土を用いた大振りな抹茶椀の破片が数多く出土しました。