富山県高岡市 × 文化ツーリズム
万葉集、加賀前田家、北前船、3つのキーワードをなぞり旅する歴史都市・高岡
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日本海に面する富山県、その北西部に位置する高岡市は、富山湾を望み、背後には穀倉地帯が広がる自然豊かな地域。2015年に開業した北陸新幹線の新高岡駅を下車すると、砺波(となみ)平野の玄関口らしく、広大で豊かな景色が広がる歴史文化に彩られた場所でもあります。
古くは約1300年前、万葉歌人、大伴家持(おおとものやかもち)の詩情をかきたてた雄大な自然は、時を経てもなお、多くの人々を魅了しています。一方で、加賀前田家2代当主前田利長が築き、3代利常によって、町民のまち、商人のまちとして発展していったこの町の歴史や文化を知ると、「しなやかさ」という言葉が浮かびます。生き抜くための強さを感じることができるのです。そんな高岡の歴史・文化を、「万葉集」「加賀前田家ゆかりの町民文化」「北前船」という3つのキーワードで一緒に紐解いてみましょう。
取材協力:高岡市